ローテンブルクかわいい街並み観光・個人ツアー

ローテンブルクかわいい街並み観光・個人ツアー

ローテンブルクとは

正式名称は、ローテンブルク・オプ・デア・タウバー(Rothenburg ob der Tauber)ドイツ南部のバイエルン州(ミッテルフランケン行政管区アンスバッハ郡)に位置しています。

紀元の970年頃に、この地を治めていた貴族が、始祖となっています。一般的には、正式名称のうち、最初の部分「ローテンブルク」とだけ呼ばれます。正式名称のうしろの「ob der Tauber」の意味は、この街は当初、タウバー川という大きな川を眺むことができる丘の上にお城が建てられたことから、ドイツ語でoberhalb der Tauber=「ob der Tauber」(タウバーを見る)という意味に由来します。

大変有名なのは、旧市街が壁に囲まれていることです。下の写真の左のうち、赤枠付近の太い黒い枠線が旧市街の壁です。その中に、市街があります。そして、下の写真の右が、実際の壁で約18mあります。

これなら、小型の巨人は登れないと思います。

壁の上は、歩くことができます。↓下の画像は、壁と外をつなぐ穴。壁の外の敵?に向かって攻撃する穴。

 

外から壁に接近しても容易に越えられない。

凄い防壁です。

ちょっとだけ歴史を紹介

第二次世界大戦の終戦直前の1945年3月、ドイツ軍の兵士がローテンブルクに駐屯して街を守備していました。3月31日、ローテンブルクは、16機のアメリカ空軍機の爆撃を受け、39人が死亡し、306軒の家屋、6つの公共建築物、9つの望楼、そして市壁が600mにわたって破壊されました。これは、保存されていた建造物の約40%以上を占める旧市街東部が損傷または破壊された事になります。

米英仏連合軍による空爆後のローテンブルク

(拠出:Wikipedia)

驚くのは、この爆撃作戦の本来の目標は、ローテンブルクではなく、オーバーフランケンのエーブラハだったのですが、霧に覆われていたため攻撃できず、このため代理の目標として、軍事的な価値などないにもかかわらず、ローテンブルクが攻撃されたということ。勝敗とは無関係であるはずの市民しか存在しない場所にあえて空爆するというのは、どういう道理なのかわかりませんが、残酷ということだけは、はっきりしています。
損害の大部分は、旧市街でも比較的新しい地域であったため、最も重要な記念建造物は、被害を免れた。後に質問されたパイロットは、自分たちが文化遺産都市を爆撃していることにまったく気づいていなかったと答えています。戦争にまつわると、たびたび、連合軍は、日本の京都を空爆しなかったことを武功のように言いますが、もっとよくないことをしているのは周知のとおりです。ローテンブルクの誤爆のほかにも、イタリアのモンテ・カッシーノ修道院にも誤爆をして400人を超える避難民と修道僧を死亡させています。

戦後に、全世界から再建のための寄付が寄せられました。もちろん、アメリカは、多額の再建資金援助を行いました。この時の寄付者の名前は、市壁の内側通路に掲示されていたりします。ぜひ、お散歩の際には、注意深くご覧ください。

こちらは地元の世界企業メルセデスの寄付

ローテンブルクの絶景ビュースポット

マルクト広場:ローテンブルク市庁舎

マルクト広場のローテンブルク市庁舎からの眺め。絶景です。

ですが、非常に怖いです。詳しい内容は、次の記事で紹介します。写真で伝わるかわかりませんが、ここは、塔の上からの眺めなのですが、金属性の柵と金属製の足元の網だけです。屋根から中空に若干ややはみ出しているのですが、下が丸見えで恐怖です。

この恐怖と感動が混在したいろんな意味での涙と感動の最高ビュースポット。ローテンブルクの市庁舎(Rathaus)について、ローテンブルク市公式案内を参照して、紹介します。

ローテンブルク市庁舎は、マルクト広場という広場に面した公用庁舎です。

市庁舎の建築は、様式の異なる2つの建物から構成されています。後方のゴシック様式の建物(1250年~1400年)と前方のルネッサンス様式の建物(1572年~1578年)です。

高さ60mの市庁舎の鍵塔の展望台は、上の画像のうち、最も高さのある白い建物の頂上部にあります。この展望台への入り口は、上の画像右側の茶色レンガの建物の正面玄関から入ることができます。すべて階段で登ることになり、急こう配なので、体力の準備が必要です。詳しいレポートは、別の記事で報告します。

物凄い急峻な階段を昇ることになります。

女性は短いスカートに注意が要ります。

プレーンライン/ジーバーの塔

きわめて有名な場所で、カレンダーの表紙を飾るなどいろいろな商材になるほど人気です。下の画像は、©amazon.co.jpから。「世界でいちばん美しい街、愛らしい村 2020」の表紙。

プレーンライン・ジーバーの塔(Plönlein)の概要

プレーンライン・ジーバーの塔(Plönlein)は、ドイツ国内でも、大変有名なお写真スポット。

ローテンブルクの最も有名なポストカード画像の1つは間違いなくこのプレーンラインとジーバー塔です。 特有の木組み骨造りの建物と、あわせて、正面に小さな噴水がある。そして、右奥には、コボルツェラー塔が見えて、正面左には、シーバー塔に囲まれた可愛い絶景。

©2013 ROTABENE Medienhaus und Stadt Rothenburg

よもやま話ですが、名前のプレーンライン(Plönlein)という言葉は、「平らな正方形」を意味するラテン語の「planum」に由来しています。しかし、何が「平ら」で何が「正方形」なのかは、調べることができていません。わかり次第、追記します。明らかに、見るからに素敵なのは、左の大きなジーバー塔と右の低いコボルツェラー塔の両ゲートタワーと、木組み造りの可愛い家家とのコラボ。象徴的な二つのタワー(左のジーバー塔と右のコボルツェラー塔)は、1204年に町の最初の拡張の一部として建設されました。コボルツェラー塔は、タウバー渓谷から町への入り口を確保しました。塔を構成する石積みが特徴的です。装飾を施されたような雰囲気。石を採石で切り出したそのままの形を保ったままで積み上げられたような、武骨さが、なんともかっこいいです。シーバー塔は、14世紀に町の診療所が町の要塞に組み込まれて、出入り通過の規制が緩和されるまで、南門を保護しました。
ちなみに、ローテンブルクには、石を切り出した形のまま積まれた構造の建築が数多くあります。

プレーンラインは常時混雑 イイ写真を撮る時間とは?

話を戻します。プレーンラインは、とにかく、日中はたえず観光客でいっぱいです。できるだけ、人が減った状況で写真を撮ろうとしますが、ポーズをとったりしながら、気に入った一枚を撮ろうとするのは、なかなかに難しいです。せっかくなので、風情のある写真を撮影したいところ。

ちょっとだけ時間をずらしてみました。下の写真は同日の夕方6時くらいに撮影した様子。だいぶ人は減りました。曇り空がちょっと残念ですが、補正すれば空の暗さはごまかせると思います。

 

下の写真は8月末の夜8時くらいに撮影した様子。もうほぼ人がいません。写真は好きなだけ撮り放題です。このくらいの時間と、朝一番がいいのかもしれません。


プレーンライン/ジーバー塔の反対側からの撮影。あまり見ないカットですが、結局どちらから見ても素敵です。

ローテンブルクの可愛い街並み

ドイツの可愛い街並み、メルヘンな街並みで有名なローテンブルク。もちろん、ドイツはどこにいってもかわいい街並みがたくさんあるわけですが、ローテンブルクは格別に中世の雰囲気満載で素敵な街。旧市街は、いたるところに、中世の姿を残すためによく保存された建築が、立ち並んでいます。

古来から変わらない風景・建築様式

左画像は1900年のプレーンライン。現在まで変わっていない。

左画像は現在のプレーンライン。
下の画像は現在の街並み。現在も、特徴的な木組み住宅という工法で作られていて、まさに中世の雰囲気を残している。

日本建築でいうところの真壁造り(主に、柱で構造を支える作りで、建物の壁外に柱が露出)みたいな工法です。日本でも、古来の建築には用いられましたが、日本では湿気に耐えるために、最近ではすっかり用いられなくなりました。下の画像は、西本願寺・太鼓楼です。1階が真壁造りで、2階は板張り構造になっています(出典:Wiki)

お散歩で道に迷うのも楽しいローテンブルク

ローテンブルク旧市街には、入り組んだ路地がたくさんあって、迷路みたいですが、とても可愛い街並みなので、迷うのも一興だったりします。もともと、城下町などは、お城が攻撃されずらいように、わざとお城周辺が入り組んだ迷路のような道路になっています。その名残は、日本にもありますが、ローテンブルク旧市街で道に迷っても、楽しい発見ばかりです。

壁付近に小さなベンチのある広場(公園?)を見つけました。

人のいない道で迷うとタイムスリップしたような気分です。単なるお散歩なのに、ドキドキわくわくできるのは素晴らしいこと。

 

何のお店かわかりませんが、ローテンブルク旧市街は、どのお店にも金属レリーフのプレートが掲げられていて、とても重厚かつ可愛い中世の感じを醸し出しています。

↑上の画像は、小さいため見えないかもしれませんが、日本語で書かれたお店看板プレートを見つけました。「英久子のWine&Giftショップ」と書かれています。もしかして有名店でしょうか?残念ながら、この日、お店は営業していませんでした。

↓下の画像の道路標識は、日本では見かけない標識。馬車を制限するという意味でしょうか?

↓下の画像は、真っ白な道路標識も。これは何を命じられているのでしょう?

ローテンブルクが背景のモチーフになったアニメ・ゲームに、「エスカ&ロジーのアトリエ」など「アトリエ」シリーズがあります。

作品内でザールブルクと呼ばれる街は、ローテンブルクを参考にしたのだそうです。

おわりに

ついでに、夜のマルクト広場もとても良い雰囲気でした。とてもおすすめです。この記事は、ローテンブルク第1弾と題しました。第2弾は、ローテンブルクへの行き方。第3弾以降は、ローテンブルクのピンポイントなお薦めスポット(カフェ、お店ミュージアム、中世犯罪博物館、市庁舎、ホテル)を紹介します。

↓こちらの記事もご活用ください。

ローテンブルクのグルメ

ローテンブルクのシュネーバルの名店紹介・第1弾

ドイツ旅行カテゴリの最新記事