ローテンブルクのグルメ

ローテンブルクのグルメ

ローテンブルクの美食の歴史

ローテンブルクは、かわいい街並み、昔のままのたたずまいの村落、武骨なのにメルヘンな城壁などが魅惑的であるのは、十分知られています。このほか、ローテンブルク・オプ・デア・タウバーは、美食の街としても価値が高いのです。
ローテンブルク・オプ・デア・タウバーは、ロマンチック街道と古城街道が交差する土地にあります。つまり、交通が行き交う要衝にあります。そこには、ニュルンベルクやヴュルツブルクあるいはディンケルスビュールといった、ローテンブルク周辺にある巨大都市を結びつける重要な拠点です。古くから、都市と都市を物流が行き交うときに、ローテンブルクを通過するとき、良質な物が入ってくるなどして、ローテンブルクは発達した歴史があります。そうしたなかでは、多くの人がローテンブルクを訪れました。味や品質にこだわりのある人が、都市から都市へ移動するときに、ローテンブルクで休憩するために、多く訪れました。歴史的に、ローテンブルクは、多くの良質な物と、こだわりのあるお客さまたちに鍛えられてきました。このような背景から、ローテンブルクは、公式に「フランケンのもてなしの心と名物料理」を掲げています。

ローテンブルクの味

ローテンブルクのフランケン料理

ローテンブルクで戴くことができるお料理は、主にフランケン地方の特色をもつフランケン料理です。特に、有名かもしれないのは「ブロートツァイト」(パン・ハム・ソーセージ・チーズ等の豪華盛り合わせ)があります。お写真は、きっと映えまちがいありません。また、カジュアルで気軽に入れるお店から、星印のつくレストランまで、変化に富んでいます。求める雰囲気や予算など、さまざまなニーズに応じて料理を楽しめるのが、フランケン料理の良いところ。


典拠)malteskitchen.de

そもそも、ドイツの料理は、フランスやイタリアなど南の暖かく食材に恵まれた国々の料理と違っています。具体的には、ソーセージやハムに代表されるように、素材単体を長期保存できるような形に加工した材料で、料理が作られます。その理由は、非常に寒暖の差が激しいドイツでは、作物が生育しないことにあります。農作物が育ちずらい環境においては、飼料の不足のため家畜の育成も遅れがちになります。このため、生成できた食材は、しっかりと保存・保管しなければなりません。その方法としてドイツ料理の歴史のなかで、開発され発展した技法は、マリネ・ザワークラウト・ピクルス・ソーセージなどの保存食品です。

いうまでもなく、ドイツのソーセージやハムは、逸品中の逸品です。まったくハズレがないどころか、どこで戴いても最高峰の味を堪能できます。たとえば、これを日本で、同じ程度の味を求めようとすると、相当の高級店に行かなければならないことになります。しかし、ドイツにおいては、食材・素材の味そのままであっても、世界最高峰を楽しむことができます。ドイツ料理が、複雑な調理方法に頼らず、食材・素材の良さを追求したからこその恩恵なのだろうと思います。

また、ドイツの料理では、ジャガイモを使った料理が定番であり、ドイツの現地の方々にとって、料理にジャガイモが入っているのは当然という認識です。

ローテンブルクを代表するワイン:フランケンワイン

よく知られるように、フランケンワインは、国際コンクールにおいて、世界最高位に格付けされており、絶えず賞を獲得しています。
フランケンワインは、フランクフルト東部の丘陵地帯でつくられる辛口ワインです。ワインのボトルに特徴があって、丸くて平たい形をしているのが印象的です。正式には、このワインボトルの形は「ボックスボイテル」といいます。味は、コクがあり、辛口で引き締まっています。また、香りは弱めです。ドイツの武骨で、質実な印象そのものをあらわしているようなワインです。詳しい話は、また別の記事で紹介します。

ローテンブルクを代表するスイーツ:シュネーバル

シュネーバル(Schneeball)は、ローテンブルク伝統のお菓子です。発祥時期は不明ですが、中世の時代に誕生したとされています。結婚式など特別な席のときに食べられたお菓子で、贈答としても用いられました。天然原料で作られているにも関わらず、微量含まれるアルコールの殺菌効果によって、大変、日持ちするのが特徴でもあります(公式WEBによると一か月~二か月保つとの説明も…)。でもとりあえず、お土産に日本に持ち帰るくらいは造作もなく保つはずです。しかし、食品なので、持ち帰ったらお早めに召し上がられるのが、よいと思います。

ともあれ、シュネーバルは、とても長く愛されてきた伝統の味です。製法は、小麦粉、卵、砂糖、バターを混ぜて作った生地を平たくして、玉形に形成するわけですが、このように聞くと、シュークリームと同じように考えがちです。しかし、話は、そう簡単ではありません。そもそも、伝統的な製法では、シュネーバルの生地には、ラム酒を混ぜます。また、その生地は、平らに伸ばした後で、すぐに丸めるのではありません。パイカッターで切れ目を入れながら、刀削麺のような、太く長く切り分けてしまいます。そして、穴開きの球体状の成型用の型器のなかに、詰め込みながら玉形に形づくっていきます。

〔画像拠出〕Walter Friedel Web, original-rothenburger-schneeballen.de/

そして、仕上げには、ピーナッツオイルで揚げます。そして、最後に粉砂糖をまるで雪が降るように振りかけるなどして完成です。シュネーバルという名前の由来は、スノーボール=雪玉です。たしかに、雪玉のような愛らしい形です。

ローテンブルクのシュネーバルの名店紹介・第1弾

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